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綾瀬市長選挙が告示、4新人が立候補の混戦 7月7日投開票

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年6月30日 10時30分

綾瀬市長選に立候補した(左から)笠間昇氏、橘川佳彦氏、栗原茂明氏、佐竹百里氏=30日午前

 任期満了に伴う神奈川県綾瀬市長選は30日告示され、届け出順にいずれも無所属新人で、元市議の笠間昇氏(53)、元市議の橘川佳彦氏(54)=自民党推薦、公明党総支部推薦=、元市職員でコンサルタント会社社長の栗原茂明氏(68)、元市議の佐竹百里氏(53)の4人が立候補した。7月7日に投開票される。 

 笠間氏は「人口減少を食い止めるには綾瀬のイメージをアップさせる必要がある」と訴える。市の魅力をアピールする場にもなる道の駅の早期完成を目指す。

 橘川氏は市民の足を確保する公共交通ネットワークを強化する一方、東名高速道路綾瀬スマートインターチェンジ開通で発生した渋滞解消に注力するとした。

 栗原氏は新しいまちづくりに向けて「皆さんと心を合わせれば市役所が変わる」と訴えた。駅のない綾瀬市に東急電鉄を延伸するなどの独自政策を掲げた。

 佐竹氏は「道の駅を経済を回す起爆剤にする」と主張。21年間務めた市議の実績をアピール、子育て世代から高齢者まで幅広い福祉政策を行うとした。

 現在2期目の古塩政由市長は今期限りで引退を表明。市制施行以来、新人4人が市長選に臨んだのは初めてで、女性が立候補したのも初めてとなった。

 期日前投票は1~6日の午前8時半~午後8時に市役所1階で受け付ける。

 6月29日現在の有権者数は6万7446人(男3万4062人、女3万3384人)。

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