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多摩川花火大会にCF活用 メッセージ花火や記念映像特典も 川崎市「歴史つないでいく」、協力呼びかけ 

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月1日 5時30分

多くの市民が歓声を上げた「川崎市制記念多摩川花火大会」=2019年10月

 川崎市は10月5日に開催する「第83回川崎市制記念多摩川花火大会」でふるさと納税制度を使った「ガバメントクラウドファンディング(CF)」を実施する。花火代や警備などの費用名目で、目標金額を100万円と設定している。担当者は「他都市では経費高騰で断念しているケースがある。持続的に花火大会をすることで花火職人の技術継承などにもつながる」と協力を呼びかけている。

 多摩川花火大会は1929年から始まり、新型コロナウイルス禍の2020~22年は開催できなかった。近年はバリケードやポスターなどの資器材、警備コストの上昇に加え、物価高騰の影響も受け、夏の風物詩を維持するのが難しい状況となっている。

 市は市制100周年を記念し、今回は例年よりも4千発増やした1万発を打ち上げる予定。事前に募集した子どものイラストをモチーフにした花火や、メッセージ用紙を花火玉の包み紙として利用する新たな取り組みをしており、担当者は「歴史ある花火大会をつないでいくためにも、みんなの花火大会として参加してもらいたい」と期待を込めた。

 募集期間は7月1日から9月28日まで。20万円以上を寄付した先着5人には、当日にメッセージを読んだ上で花火を打ち上げる特典が付いてくる。5万円以上は記念映像のデータをプレゼント、1万円以上は記念映像に氏名や愛称が掲載できる。

 問い合わせは、市経済労働局観光・地域活力推進部電話044(200)2329。

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