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踏切道廃止で客足遠のく?藤沢本町駅の東西自由通路計画に賛成と反対の声 市は「安全性と利便性」

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月2日 22時0分

藤沢本町駅の東西をつなぐ自由通路などのイメージ図(藤沢市提供)

 神奈川県藤沢市は、小田急江ノ島線藤沢本町駅近接の「藤沢本町1号踏切道」を廃止し、新たに駅東西をつなぐ自由通路などを2032年度までに整備する計画を進めている。近隣住民らからは、安全や駅の利便性向上につながるとして賛成の声がある一方、生活道として駅東西を往来できる同踏切道廃止に反対する意見も上がる。市は「駅利用者の安全性と利便性を高めたい」と理解を求めている。

 同駅改札は東側1カ所。このため線路を挟んだ駅の西側から改札に向かうには同踏切道を渡るか、県道の伊勢山橋を渡ってから迂回(うかい)しないとならない。

 しかし、同踏切道は電車走行時は遮断機が下りて通行できず、駅に近い場所にあるため、歩行者や自転車などの安全面にも課題があった。踏切道改良促進法に基づき17年には、国土交通省から課題のある「改良すべき踏切道」として指定されている。

 市は同踏切道など周辺道路改良のため、13年に地元自治会らと検討会議を設けるなどして周辺道路の改良を検討してきた。小田急電鉄とは昨年10月、踏切道改良に関する基本協定を締結し、市が事業主体となり踏切道撤去などを進めることになった。

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