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横浜・柏尾川桜並木を保全…地元出身リバプール遠藤航選手、応援大使に就任

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月4日 21時55分

柏尾川沿いの散策路を彩る桜並木。ソメイヨシノを中心に、大島桜やおかめ桜、カワヅザクラなどの品種が確認されている(横浜市戸塚区提供)

 サッカー日本代表の主将で横浜市戸塚区出身の遠藤航選手=リバプールFC=が今月、地元の名所「柏尾川桜並木」の保全活動をPRする応援大使に就任した。遠藤選手は「練習帰りにチームメートと通った思い出の場所。桜並木を未来につないでいけるよう応援したい」と話している。

 戸塚区によると、柏尾川の両岸に整備された散策路(片側約3.5キロ)には、昨年度時点で444本の桜が植わっていた。このうち94本は、樹木医の診断によって幹の空洞化やキノコの寄生などが確認されたため、伐採せざるを得なくなったという。

 区は桜並木の将来像を描くため、樹木の保護団体をはじめ、地元の学校や企業など20者による検討委員会を立ち上げた。議論を踏まえ、本年度中に残る350本を中心とした保全・再生計画を策定する。2025~27年度に植え替え作業などを進める方針だ。

 遠藤選手は今月1日から27年度末まで大使を務め、区の公式SNSなどで活動の発信役を担うという。

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