綾瀬市長選挙、7日投開票 無所属の新人4氏による争い
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月6日 5時0分
任期満了に伴う神奈川県綾瀬市長選は7日、投開票される。立候補しているのは、いずれも無所属の新人で、元市議の笠間昇氏(53)、元市議の橘川佳彦氏(54)=自民党推薦、公明党総支部推薦=、元市職員でコンサルタント会社社長の栗原茂明氏(68)、元市議の佐竹百里氏(53)=届け出順=の4人。
笠間氏は「道の駅推進」を掲げて自転車のペダルをこいでの遊説を展開。組織に頼らず、市議選過去2回トップ当選の知名度を生かした独自の戦いを続ける。
橘川氏は自民、公明の両党の推薦を得た組織戦。ただ裏金問題を巡る自民逆風の悪影響が懸念され、自民県連会長の小泉進次郎氏らが駆け付けて陣営を引き締める。
栗原氏は選挙カーを走らせて練り上げた政策を訴える。市職員の経験を基に市役所変革や専門家と議論を重ねてきたまちづくり施策に自信を見せる。
佐竹氏は商業施設前で「道の駅を経済を回す起爆剤にする」などと公約をアピール。支援者は「綾瀬にも女性市長の誕生を」と、初の女性候補をPRする。
現在2期目の古塩政由市長は今期限りで引退を表明。新人4人による市長選が行われたのは市制施行以来初めて。
6月29日現在の有権者数は6万7446人(男3万4062人、女3万3384人)。
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