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16年ぶり4連敗中…横浜M・キューウェル監督、10日の天皇杯J2水戸戦に「次が最後と思うべき」と悲壮感

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月8日 16時40分

現状打破へ決意を語る横浜Mのキューウェル監督=F・マリノススポーツパーク

 16年ぶりの4連敗と苦しむJ1横浜Mは8日、横須賀市久里浜のF・マリノススポーツパークで全体練習を行った。0―4の完敗を喫したG大阪戦から中3日でJ2水戸との天皇杯全日本選手権3回戦(10日午後7時・Ksスタ)。現状打破へハリー・キューウェル監督(45)は「この試合が最後の試合だと思って戦うべき。明日はない状況を考えたときに何かをしないと悔いしかない」と力を込めた。

 「クラブとしてもチームとしても痛みを感じている。自分たちのことを信じてやるしかない」。指揮官は神妙な面持ちで現状を語った。

 6日のガンバ戦では、開始早々に失点すると、FW宮市のシュートがポストに弾かれるなど反撃には至らず。0―2の後半も好機を生かせないまま立て続けに失点を重ねた。

 「後半に入り自分たちの良さが薄れた部分はあったが、やれるだけのことを出せていると見えた」とキューウェル監督。「この4試合を見ても結果を残せる十分な内容でやれていたのも事実。それで結果がついてきていないのも事実」という。

 好転の機会をつくりたい天皇杯。カテゴリーでは下の相手だが「彼らもJ1のチームに力を見せてやるという気持ちで来ると思う」と引き締め、「自分も選手たちも日々学び。学ばない限り前には進めない。自分たちがどう立ち向かうか。ファン・サポーターやクラブに関わる全ての方に見せないといけない」と悲壮感をにじませた。

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