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小田原37.9度、7月の記録また更新 熱帯夜続く横浜は36.7度、今年初の猛暑日 海老名は午後6時で35度超

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月8日 19時10分

今年初の猛暑日となった横浜市内。熱せられた路面で逃げ水現象が見られた=8日正午ごろ、同市中区

 県内は8日も高気圧に覆われ、猛烈な暑さに見舞われた。小田原市の気温は午後3時過ぎに37.9度まで上昇し、7月の観測史上最高を更新。37.5度を記録した海老名市と、36.7度の横浜市中区を含め、県内3地点で猛暑日(最高気温35度以上)となった。

 小田原では7日に37.7度を観測し、7月の最高気温を塗り替えたばかり。この記録をさらに0.2度上回り、2日連続で最高を更新した。平年より10度近く高く、県内の他地点も平年を5~8度ほど上回った。

 この日は、海老名も今年一番の暑さとなり、午後6時の時点で35.3度と夕方になっても気温があまり下がらなかった。

 今年初の猛暑日となった横浜では、酷暑は日中だけでなく夜にも及んでいる。4日夕以降は連日、熱帯夜(夜の最低気温25度以上)となっており、寝苦しい夜が続いている。

 環境省と気象庁は8日、県内に5日連続となる熱中症警戒アラートを発表。エアコンの利用や水分補給といった予防行動を呼びかけた。

 9日も引き続き高気圧に覆われる見通しで、予想最高気温は横浜、小田原ともに36度と厳しい暑さが見込まれている。

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