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【高校野球神奈川大会】シード桐光学園が辛勝、横浜栄の右腕・本多に苦しめられ 県相模原はタイブレーク敗退

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月10日 20時25分

【厚木王子―藤沢工科・深沢】9回厚木王子1死満塁。西郷(中央)がサヨナラの内野安打を放つ=サンスタ

 第106回全国高校野球選手権神奈川大会第5日は10日、県内11球場で2回戦22試合を行った。

 第2シードの桐光学園が横浜栄に2―1で辛勝。第3シードの県相模原はタイブレークの末に横浜立野に敗れた。初出場の厚木王子は藤沢工科・深沢に競り勝って初勝利。東海大相模、日大藤沢、藤嶺藤沢、金沢、川和なども3回戦に進出した。

 横浜栄は右腕・本多凌(2年)が四回までパーフェクトで、計8奪三振と好投。最後まで集中を切らさず桐光の強力打線を苦しめた。東海と日藤は打線が爆発。東海はエース左腕の藤田琉生(3年)が先発して3回パーフェクト。継投陣も危なげなかった。

 厚木王子は九回に相手の制球の乱れから一挙4得点の逆転勝利。県相模原は二回までに5点を入れたが、守りの乱れが重なって競り負けた。

 第6日は11日、11球場で2回戦の残り22試合を行い、第1シードの向上や昨夏日本一の慶応などが登場する。

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