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「湘南大根の鵠沼魚醬漬け」が漬物グランプリで栄冠 渡辺さん創作 農業や漁業、生産者の思い込め

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月12日 5時0分

地元の農家が作った大根の天日干しを手にする渡辺さん=藤沢市湘南台の飲食店「YASSAI MOSSAI」

 神奈川県藤沢市湘南台の飲食店「YASSAI MOSSAI」(やっさいもっさい)の料理人渡辺恭利さん(36)が創作した「湘南大根の鵠沼魚醬(ぎょしょう)漬け」が、4月に都内で開かれた漬物レシピの腕前を競う全国大会「漬物グランプリ2024」個人の部でグランプリに輝いた。渡辺さんは「農業や漁業など生産者の思いを込めて日々、調理している。藤沢の皆さんのおかげ」と話している。

 主催の全日本漬物協同組合連合会(東京都)によると、同大会は「漬物文化の魅力を広く伝えたい」と、2010年に始まった「T-1グランプリ」を前身とし、16年からスタート。例年、主婦や学生など全国各地から地方色豊かな作品が集う。今年の個人の部には45作品の応募があった。渡辺さんは、22年から挑戦し、3回目で栄冠を手にした。

 渡辺さんの作品は、素材や調味料など全て「藤沢産」にこだわり、地域と生産者、食卓への「愛」をテーマに設定した。大根は実だけでなく、葉や皮に至るまで、一本を丸ごと味わうことができるように工夫した。天日干しにした大根を、地元の食品製造会社が相模湾で取れたカタクチイワシを新鮮なうちに塩で漬けて作った「鵠沼魚醬」で味付けした。構想から約1年で完成した。

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