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海水浴場が開設されない神奈川・三浦の3海岸 水難事故防止でライフセーバー配置 「遊泳は控えて」

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月17日 5時45分

海水浴場が開設されない三浦海岸で監視の目を光らせるライフセーバー=13日、三浦市内

 海水浴場が開設されない神奈川県三浦市内の3海岸に、ライフセーバーが7月から配置されている。夏場の水難事故を防ぐため、県が関連事業費約1400万円を投じて実施している。ただ、海水浴場のように手厚い配置はできないため、県の担当者は「遊泳は控えてほしい」と利用者に呼びかけている。

 市内の三浦海岸、大浦海岸、横堀海岸は海の家の設置希望者がいないことから海水浴場が開設されない。しかし、駅にも近い三浦海岸をはじめ、「海水浴場でなくても夏は多くの利用者が訪れる」(県河港課)ため、市の要望を受けてライフセーバーを配置することにした。

 配置は1海岸に2人ずつ、午前9時~午後5時。6~15日は土・日曜日と祝日だけだったが、お盆休みなど人出の増加が見込まれる16日~8月16日は連日で、同月17~31日は土・日曜日だけとなる。三崎署もシーズン中は海岸線のパトロールを強化する。

 加えて、三浦海岸では国道134号の三浦海岸交差点前方に広がる海域にブイを設置し、エリア内ではマリンスポーツを自粛するよう求めている。

 それでも、海水浴場の時と比べれば監視が十分とは言えない。ライフセーバーの男性は「海の楽しみ方や注意すべき点を一人一人がしっかり理解した上で海に親しむことが大切だ」と話していた。

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