菓子袋に麻薬「ケタミン」隠し密輸未遂 横浜税関がベトナム国籍の男告発

ケタミンが隠されていた菓子の袋は一部が破れていた（横浜税関提供）

　横浜税関は18日、関税法違反（輸入未遂）の疑いで、千葉市花見川区、ベトナム国籍の無職の男（22）を横浜地検に告発した。

　告発容疑は、氏名不詳者と共謀して1月12日、ベトナムから国際郵便物で麻薬のケタミン約237.7グラムを輸入しようとした、としている。

　同税関によると、男は容疑を認めている。同税関は営利目的で輸入しようとしたとみて調べている。

　ケタミンは菓子の袋に隠されており、東京税関東京外郵出張所の職員が発見した。男は5月、ベトナムから大麻約4.2キログラムを輸入しようとしたとして、横浜税関が同法違反の疑いで横浜地検に告発していた。