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横浜で相次ぐ中学校給食の異物混入、保護者らが市教委に抗議

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月19日 21時25分

横浜市教委の職員に申し入れ書を手渡す「横浜学校給食をよくする会」のメンバー=横浜市役所

 横浜市立中学校の給食の調理中に異物混入が続いたことなどを受け、市民団体「横浜学校給食をよくする会」が19日、市と市教育委員会に対して申し入れを行った。異物混入と市教委の対応に抗議し、原因究明や再発防止策の徹底、提供方式の再検討などを求めた。   

 市が2026年度の全員喫食を目指すデリバリー給食を巡っては、異物混入などでメニューの一部の提供を中止するトラブルが頻発している。昨年10月には「粉ふき芋」の調理中に、鍋の中からたばこの吸い殻が見つかり、他の製造事業者も同じ納品業者のカットジャガイモを使っていたことから約3万食に影響。当初の調査が不十分だったため再調査を迫られたが、原因の特定はできなかった。今年6月には米飯への脱酸素剤の混入により5733食に影響。2週間後にはカットジャガイモから異臭がしたことを受け、ジャガイモ抜きの肉じゃがを2735食提供した。

 同団体は、マニュアルの徹底が不十分な中で起きた異物混入への抗議に加え、「生徒への提供は防いだ」「健康被害は確認されていない」などとして、情報開示に消極的な市教委の姿勢も批判。申し入れでは、これまでに発生した問題の原因究明や、生徒に給食を提供できなかった際の速やかな公表などを求めた。

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