数々の受賞歴、青山学院高の座間さんが海老名で作文教室 心構えやこつ伝授

小学生に作文の書き方を教える座間さん（中央奥）＝21日、海老名市立中央図書館

　高校生が作文を指導する教室が21日、海老名市めぐみ町の市立中央図書館で開かれた。数々の受賞歴を持ち、文章講座などを主宰する非営利型一般社団法人も立ち上げた青山学院高等部3年座間耀永さん（17）＝東京都＝が講師を務め、参加者に文章を書く際の心構えやこつなどをアドバイスした。　

　座間さんは作文コンクールで優勝するなど、小学4年生から優秀な成績を収めてきた。今年3月には、文芸社が主催する「第3回Reライフ文学賞」の長編部門で最優秀賞を受賞。がんで亡くなった父の生きざまを描き、高く評価された。

　また「言葉の力」で社会貢献をするため、昨年6月に「AZ-Bande（アイジー・バンデ）」を設立して代表に就任。文章講座などを開いている。

　作文教室は、自らの思いや考えを表現する文章の書き方を学んでもらおうと同館が主催。午前が小学生、午後が中学生以上を対象に行われ、計14人が参加した。