エバラ食品の「プチッと鍋」に新ブランド ゼリー状でとろみ楽しめる 体をしっかり温めたいニーズに着目

新発売した「プチッと鍋ホッと温　中華しょうゆ」（左奥）＝横浜市西区のエバラ食品

　ガムシロップで使用されるようなポーション容器を開けて中に入っている液体と具材を混ぜるだけでおいしい鍋が出来上がる－。エバラ食品工業（横浜市西区）の人気商品「プチッと鍋」シリーズに新しいブランドが登場した。シリーズ初のゼリー状の商品「プチッと鍋ホッと温　中華しょうゆ」を2日に発売した。担当者は「ゼリー状にしたことでとろみを楽しめる商品を開発できた」と売り込む。

　同商品は、鍋を食べるときに体をしっかり温めたいというニーズに着目。とろみがあることでつゆの保温効果を期待でき、冷めにくい鍋を実現、満腹感も得られるという。鶏がらだし、オイスター、シイタケに炒めた野菜のうまみを加え、ごま油風味を利かせた中華風だ。

　ゼリー状にしたことでポーション容器から液残りせずに出すことができるのも大きな特徴。同社の技術が詰まっているという。担当者は「鍋の温度によってとろみ具合が変わってくる。高温のときはさらっとした鍋を楽しんで、少し冷めてきたら、ご飯にのせて、中華丼としてとろみを楽しんでほしい」と食べ方を提案している。

　内容量は1個22グラム。4個入りで、価格は346円。