元横浜フリューゲルスの前田治さん フットゴルフ世界大会3位を報告 「五輪の正式種目採用が今の夢」

フットゴルフの世界大会で3位に輝いた前田治さん（右）と、横浜市都筑区の佐々田賢一区長＝7月26日、同区役所

　サッカーJリーグの横浜フリューゲルスでエースストライカーとして活躍した前田治さん（58）が、6月に開かれたフットゴルフのマスターズ世界大会で3位に輝いた。7月26日には横浜市都筑区でサッカースクールを運営している縁から同区役所を訪問し、あらためて喜びを示した。

　フットゴルフは、ゴルフ場でサッカーボールを蹴ってカップインを目指す競技で、欧米を中心に親しまれている。前田さんは3年ほど前から競技を始め、トップ選手として国内外のツアーに参加。今年6月にはフランスで開催された国際フットゴルフ連盟（FIFG）の世界大会「マスターズ2024」に出場し、55歳以上の部門「シニア＋」で3位に食い込んだ。

　前田さんは、3日間にわたって繰り広げられた大会でのプレーぶりを佐々田賢一区長らに報告。「フットゴルフが五輪の正式種目に採用されることが今の夢」と語り、「競技の魅力を知ってもらうこと、知名度を上げていくことなど課題はたくさんあるが、元Jリーガーとしての経験を生かし普及の道をつくっていきたい」と意気込んだ。