新横浜プリンスホテルの裏側ツアー 今年のテーマは「防災」、受水槽やボイラー室など見学

新横浜プリンスホテルの吹き抜け部分について説明を受ける参加者ら＝横浜市港北区

　屋上や地下など、施設の裏側を見学する「ホテルバックヤードツアー」が4日、新横浜プリンスホテル（横浜市港北区）で行われた。3組10人の親子が参加し、普段入ることができない施設部分を興味深そうに見入っていた。

　同ツアーは今年で5回目。今回は、1月の能登半島地震などを受け、「防災」をテーマに実施した。ホテルの施設管理担当者が案内しながら説明し、参加者は約1時間半かけて回った。

　最初は地下2階にある受水槽やボイラー室、発電機などを見学。発電機は災害時に役立つ重要な設備とし、担当者は「停電しても照明やエレベーターは動く」と説明。子供たちはメモを取りながら真剣に聞き入っていた。