1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

【パリ五輪】体操日本代表が帰国 男子3冠・岡「これからも勝ち続けられる選手に」

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月8日 22時0分

帰国した体操男子日本代表=都内

 パリ五輪に出場した体操の日本代表が8日、羽田空港に帰国して記者会見し、初出場で団体総合、個人総合、種目別鉄棒の3冠に輝いた20歳の岡慎之助(徳洲会)は「おととし膝の(前十字靱帯(じんたい)断裂の)大けがをして、多くの方々がサポートしてくれた。金メダルを獲得できてうれしい」と感謝の思いを口にした。3種目制覇は日本勢52年ぶりの快挙だった。

 首に下げた金メダルがまぶしく映る。団体総合、個人総合、鉄棒の金含む計4個のメダルを獲得した星槎国際高横浜出身の岡は「チーム全体で団体も個人もメダルを目指してきて、結果的に金メダルを獲得できてうれしい」と実感を込める。

 日本勢52年ぶりの3冠達成は1972年ミュンヘン大会の加藤沢男以来。快進撃を続けた20歳は「(記録は)あまり知らなくて、結果的にはうれしい気持ち。個人的には平行棒の銅メダルも自分らしい演技ができた」と華々しい五輪デビューを振り返った。

 団体総合決勝では平行棒でチームトップのスコアを出すなど美しい演技で日本チームの大逆転を後押し。個人総合では6種目いずれもノーミスと中国勢を寄せ付けなかった。種目別でも得意の平行棒で20年ぶりの表彰台。鉄棒は離れ技「コールマン」で頂点を極めた。

 2年前に右膝を故障し、フランス入り後の事前合宿では体調不良にも苦しんだ。数々の苦難を乗り越えて得た勲章に「これからも連覇を常に狙って勝ち続けられる選手になりたい」。新王者が新たな志を口にした。

◆杉野正尭の話

 最高の形で終えることができた。目指してきた場所でもあり課題も見つかり、次に向かっていけるパリ大会だった。(メダリストが出られる)「チャンピオンズパーク」は心に残った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください