宮崎震度6弱、夕食中に強い揺れ 津波避難者、水道水濁りも 九州南部で本紙記者も被災
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月10日 5時0分
宮崎県沖の日向灘を震源に、最大震度6弱を観測した8日夕の地震。休暇を利用して九州南部に滞在していた神奈川新聞社の記者2人も、激しい揺れに襲われた。
震度5強を記録した宮崎市には、男性記者が家族と旅行に訪れていた。
高台の飲食店で夕食を取っていたところ、強い揺れに襲われ、慌てて子ども2人をテーブルの下に入れた。
揺れが収まった後、しばらくして、店の駐車場には次々と車が集まってきた。津波注意報が出されたため、海岸方面から避難してきたとみられ、ヘルメットを持った男性会社員や愛犬を連れた女性らが不安げな表情を浮かべながら、津波注意報が解除されるのを待っていたという。
飲食店から海辺のホテルに戻る途中、パトカーや消防車とすれ違った。余震に備えて水などを購入しようと寄ったコンビニには「臨時閉店」の張り紙がされ、ホテルもエレベーターや温泉などが利用中止になった。
別の男性記者は鹿児島県内に帰省していた。親族が住む霧島市の一部地域では、水道水の濁りが確認され、給水ポイントが設けられた。またスーパーでは水や麦茶が品切れになった。
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