三浦市内のライドシェア利用増加 配車アプリ改良奏功 実証3カ月実績

神奈川県（資料写真）

　一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」を巡り、県は7日までに、夜間のタクシー不足が深刻な三浦市内で実施している実証実験の3カ月間の利用実績をまとめた。5月の配車アプリ改良以降は運行回数が増え、6月中旬以降の4週間は当初見込みと同じ1日平均5件となっている。

　県によると、スタートした4月17日から7月16日までの91日間で延べ201台（1日平均2.2台）が稼働し、計305件（同3.4件）の利用があった。

　曜日別では週末の金、土曜の利用が全体の6割以上を占めた。乗車地は三崎港と京急線三浦海岸駅周辺が5割近くで、降車地は同線三崎口、三浦海岸の両駅周辺が多かった。