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登山届が初の10万件超、神奈川県警の把握数 YAMAP経由が6割、増加も遭難者は未提出多く

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月11日 5時0分

登山地図アプリ「YAMAP」の登山届作成画面。標高差なども表示される

 自然に囲まれる爽快感や山頂での達成感が醍醐味(だいごみ)の登山の人気が高まっている。老若男女を問わず楽しめる生涯スポーツとして親しまれる一方、中高年を中心に登山中の事故も多発している。11日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」として定められた祝日「山の日」。

 山で遭難するなどした際に迅速な救助につながる「登山届」。神奈川県警は登山地図アプリ「YAMAP(ヤマップ)」と連携するなどして登山届の把握に努めているが、遭難者の提出率は20%に届いておらず、登山届を提出する文化がいまだ根付いていない現状がうかがえる。県警の担当者は「事前の準備で危険箇所も分かり、意識も高まる。やりやすい方法で必ず提出してほしい」と呼びかけている。

 県自然環境保全センターによると、丹沢・大山山域の2023年3月~24年2月の登山者数は約50万人。一方、23年に県警が把握した登山届は11万1689件で初めて10万件を超えた。

 内訳はYAMAP経由が6万6431件(約59.5%)で、県警への提出2万7625件(約24.7%)、日本山岳ガイド協会が運営するオンラインシステム「コンパス」経由1万7633件(約15.8%)と続いた。

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