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秦野のNPOフードバンク、食品保管施設を開設 食品をストック、困窮者への支援を強化

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月12日 11時0分

秦野市内の食糧支援団体に米や缶詰などが提供された「はだのにこにこフードバンク」=7月30日、同市下大槻

 子ども食堂や生活困窮者を支援しようと、神奈川県秦野市内で活動するNPO法人みんなの食堂はだの・フードバンク(佐野友保理事長)が仕組みづくりを進めている。7月には食料品をストックし、各団体に支援する“中間施設”を開設。支援強化を図る。

 中間施設「はだのにこにこフードバンク」は民間企業から提供された棚などを備え、7月30日に広畑ふれあいプラザ(同市下大槻)に設置。この日は開設早々、フードバンクかながわなどから提供を受けた米やインスタント麺、レトルトカレーなど700食余りを市内の食糧支援団体に引き渡した。今後もストックのうちから団体向けに食料品を提供していくという。

 市商工会議所会頭でもある佐野理事長は「社会全体の中で豊かさがある半面、困窮者も増えている。少しでも継続するために、関係各所の力を借り、フードドライブで地域から寄せられた食材を地域で回していきたい」と協力を求めた。

 月1回、小学生がいる世帯向けに食堂を開いている「みんなの食堂☆つるまき」の関係者は「食料配布を本格的にお願いしたい。孤老世帯が増えており、いずれ高齢者にも力を入れていきたい」と話していた。

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