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大和市の公共工事、大木哲前市長がやり直させた問題 議会調査委が賠償請求を要望

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月21日 5時0分

大和市役所

 大和市前市長の大木哲氏による公共工事やり直し問題を巡り、市議会の調査特別委員会(井上貢委員長)が20日開かれ、市が委託した外部調査の結果を受け、損害賠償請求など市が取るべき対応を盛り込んだ要望書をまとめた。市議会の青木正始議長らが近く古谷田力市長に面会して提出する。

 外部調査の対象は、調査特別委が管理職アンケートに基づいて選定、市に要望した六つの工事だった。このうち「星の子ひろばの遊具塗装」など、3工事について合理性のない変更指示が行われ、約1800万円が無駄に支出されたと認定した。

 この日の調査特別委では、各会派から事前に出された対応案に基づき、正副委員長が取りまとめた5項目を提示。変更指示を繰り返した大木氏や補佐した担当副市長(退職者含む)に対し、「損害賠償請求をはじめ、民事・刑事両方の可能性を含めて顧問弁護士と相談して毅然(きぜん)とした対応を取る」と求めた。

 このほか、「やまと公園リニューアル」と「こどもの城整備」の2工事の追加調査や、調査結果を広報紙に掲載して市民への説明責任を果たすことも盛り込んだ。

 井上委員長は「やまと公園に関しては、アンケートで言及はなかったものの、2021年12月に市議会で休憩所契約案を審議した際、市側のおかしな答弁や資料提供の遅れがあって紛糾した。不信感を高めた原因を解明しなければならない」と説明した。

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