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等身大カルガモ、チェンソーで作りました 間伐材を活用、「本物みたい」作品17点を展示

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月25日 5時20分

展示されている木製のカルガモ=22日、平塚市寺田縄

 山北町在住の彫刻家、蘭二朗さんの作品を集めた「チェンソーアート作品展」が9月1日まで、県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」(平塚市寺田縄)で開かれている。

 蘭さんは、2008年に同町が開催したイベントに参加したのをきっかけに、同町で創作活動を開始。10年からは、チェーンソーによる彫刻作品を作り続けている。「チェンソーアート」は1本の原木から、チェーンソーを使ってスピーディーに繊細な作品を作るアートという。

 同センター内には、山北産の間伐材を使った野鳥や恐竜などの作品17点を展示。カルガモやカワセミ、メジロなどの作品は、どれもほぼ原寸大で、センター内に野鳥が飛来するスポットに並べられており、散策を楽しみながらアート鑑賞ができる。

 屋内の展示スペースには、恐竜や人の顔をイメージしたマスクなどが紹介されている。水田近くでカルガモの作品を見た男性は「遠くから見ると本物みたいだね」と話していた。

 開園時間は午前9時~午後5時。入園料は大人600円など。問い合わせは、同センター電話0463(73)6170。

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