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相模原・藤野北小で本校舎再開式 5年前に被災「やっと勉強らしい勉強を」

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月26日 5時0分

相模原市立藤野北小学校の本校舎(左)と復旧した斜面(右)

 2019年10月の台風19号による豪雨で校庭に土砂が流れ込み、仮設校舎を使用していた相模原市立藤野北小学校(同市緑区佐野川)の本校舎再開式が25日、同校で開かれた。26日の2学期開始に合わせ、本来の学びやに子どもたちが戻ってくる。

 同校は、台風19号による豪雨で校庭に面した斜面が崩落。校舎の被害はなかったものの土砂崩落の危険が続くことから、その後児童は近くにある市立の宿泊体験施設「ふじの体験の森やませみ」で学校生活を送った。20年8月からは、本校舎から約2キロ離れた佐野川公民館の広場に設置された仮設校舎を使用してきた。

 神奈川県の治山工事に続いて市の復旧工事が今年7月に終了し、再開にこぎ着けた。再開式で、沼澤俊宏校長は「今回の被災経験を生かし防災意識を高めるとともに、感謝の気持ちを忘れずに、藤野北小学校の良き伝統を守りながら、子どもたちとこれからも頑張っていきたい」とあいさつした。

 同校の全校児童は25人で、5年生以下の児童が本校舎で学ぶのは初めてとなる。再開式に参加した5年の女子児童(11)は「(これまでは)理科室や家庭科室がなかったので、やっと勉強らしい勉強ができるからうれしい」と期待に胸を膨らませていた。

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