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相模原・リニア新駅の建設現場で高さ10メートルの土のう崩落 道路をふさぎ一時通行止めに

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月30日 14時20分

リニア中央新幹線新駅の建設現場で崩れた土のう=30日午前0時20分ごろ、相模原市緑区橋本

 29日午後10時5分ごろ、相模原市緑区の橋本駅近くにあるリニア中央新幹線の新駅「神奈川県駅(仮称)」の建設現場近くの住民から、「リニアの工事現場で小規模な土砂崩れがあった。車線に泥が流れ込んでいる」などと110番通報があった。

 JR東海によると、敷地内の盛り土の表面に沿って積んでいた高さ約10メートルの土のうが幅約15メートルにわたって崩れ、敷地を囲うフェンスを倒して道路の一部をふさぎ、一時通行止めとなった。けが人はいなかった。

 新駅は地下約30メートルに建設中で、掘削した土を地上部で盛り土にしている。同社は「盛り土は繰り返し上から押し固められ、それ自体が堅固な構造物。土のうがなければただちに崩れるというものではない」とし、「土のうは降り続いた雨によって崩れたと認識している」と説明。30日朝時点では崩れた土のうを撤去し、盛り土にはブルーシートをかぶせて仮復旧したという。

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