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大雨、続く交通への影響 東海道線小田原―熱海は終日運休、小田急は再開 国道246号も通行止め

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年9月1日 20時50分

伊勢原側ののり面が崩落し、復旧作業が進む新善波トンネル付近=1日午前8時10分ごろ、伊勢原市善波

 台風10号などに伴う大雨で、県内の鉄道や道路は1日も終日運休や通行止めなどの影響が続いた。

 JR東海道線は真鶴-湯河原間の一本松トンネル付近で土砂の流入があった影響で、小田原-熱海間の上下線で始発から終日運転を見合わせた。JR東日本によると、8月31日午後3時10分ごろ、線路の巡回中に土砂流入を確認。線路付近で大規模な土砂崩壊があったという。2日の始発から運転を再開する方針。

 小田急線は線路脇の盛り土が崩れた影響で、始発から伊勢原─秦野間の運転を見合わせていたが、9月1日午後4時5分ごろ、復旧作業を終え、運転を再開した。

 秦野、伊勢原市境にある新善波トンネル入り口ののり面が崩落した国道246号では名古木交差点(秦野)-桜坂交差点(伊勢原市)間で通行止めが続いた。トンネル付近では土砂の撤去やのり面の修復が続いているが、復旧にはしばらくかかる見込み。

 代替路として東名高速道路や新東名高速道路の▽厚木IC-秦野中井IC、大井松田IC、秦野丹沢スマートインターチェンジ(SIC)、新秦野IC▽厚木南IC-秦野中井IC、大井松田IC間が追加され、通行料が無料となった。すでに新東名高速の厚木南IC-新秦野ICなども代替路として指定されている。いずれも国道246号の通行止め解除までの措置。

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