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横浜みなとみらいホール、スプリンクラー作動で客席水損し2600万円被害 市と業者が和解へ

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年9月4日 5時0分

横浜みなとみらいホール

 横浜みなとみらいホール(横浜市西区)で2022年10月、リニューアルオープン直前にスプリンクラーが作動して客席がぬれた水損事故で、市は3日、市と監理業者、施工業者の3者が復旧費用約2600万円を負担する和解案がまとまったと明らかにした。

 事故は、大規模改修工事後の再オープンを4日後に控えた22年10月17日に発生。大ホールの天井裏にある照明室で照明テストを行った際、スプリンクラー1基が作動して室内に約千リットルの水があふれ、漏れ出た水で客席の一部がぬれた。影響で再開は約1週間遅れた。

 市の原因調査により、新たに取り付けられたスプリンクラーの作動温度が従来よりも67度低く、照明の熱による室温の上昇で作動したことが判明した。復旧費用はいったん市費で支払ったが、同種の事故の判例を参考に協議した結果、監理業者の日建設計(東京都)と施工業者の川本工業(同市中区)が4割ずつ、残り2割を市が負担する方向で落ち着いたという。

 和解案は今月10日開会の市会第3回定例会で議決される。

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