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小泉進次郎氏、自民総裁選への出馬を正式表明 「早期解散で国民の信問う」首相就任なら最年少

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年9月6日 11時13分

総裁選の出馬を表明する小泉氏=東京都内の選対本部事務所(立石 祐志写す)

 自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区=は6日、都内で記者会見し、「私はこのたびの自民党総裁選に立候補いたします」と自身初となる党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を正式表明した。6人目の候補者で1972年の立候補制度導入以来、過去最多となる。「政治とカネ」の問題などを巡り「早期解散で国民の信を問う」との方針を打ち出した。

 「今回の総裁選で問うべきもの」として(1)政治改革(2)聖域なき規制改革(3)人生の選択肢の拡大(4)憲法改正-を挙げた。政治改革では派閥裏金事件の関係議員の要職起用を見送り、「説明責任を果たしてきたか」などを踏まえて公認の是非を判断していくとした。

 小泉氏はこれまで首相就任時最年少の伊藤博文(44歳)より若く、元首相の純一郎氏を父に持つ。報道各社の調査で「次の総理」候補として上位をキープしてきた小泉氏の出馬は岸田文雄首相の後継選びの激戦に拍車をかけそうだ。

 前回総裁選では河野太郎デジタル相(61)=15区=を石破茂元幹事長(67)とともに支援。いずれも党内人気上位を占め続けてきたことから「小石河連合」と評され、河野氏は1回目の投票で地方票(382票)の4割超(169票)を獲得している。今回は3人全員が出馬し地方票の争奪戦を繰り広げる構図となった。

 小泉氏は初当選以来、無派閥で通し前回は河野氏を支援した菅義偉前首相(2区)と「脱派閥」で連携する。麻生太郎副総裁の派閥に所属し麻生派議員有志の支援を受ける河野氏との県内での競い合いも注目されそうだ。

 総裁選へは小泉、河野、石破の3氏のほか、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)、林芳正官房長官(63)、茂木敏充幹事長(68)も出馬を表明。高市早苗経済安保担当相(63)が9日に出馬会見を予定するなど10人程度に達する見通しだ。

  小泉氏は2009年の衆院選で初当選し5期目。これまでに環境相、復興大臣政務官、党青年局長などを務めた。曽祖父は逓信相の又次郎、祖父は防衛庁長官の純也、父は首相の純一郎氏。  

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