自民総裁選 小泉氏、街宣に数千人の集客力 父の戦略の再来「選挙の顔」
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年9月9日 20時20分
自民党総裁選に出馬する小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)は週末の7、8日に東京都内と横浜市内で街頭演説を行い、計約1万2千人(陣営発表、以下同)を集めた。党員のみが投票できる党首選での候補者単独の街頭演説会は異例だが、2001年の総裁選を制し首相に就いた父親の純一郎氏の戦略の再来だ。「選挙の顔」としての集客の体現に成功し多くの地方票を呼び込む可能性も出てきた。
「小泉さんに、日本のかじ取りを任せてください!」。8日、横浜市中区のJR桜木町駅前には約7千人が参集。水面下で小泉氏を支え、出馬を後押ししてきた菅義偉前首相(同2区)がマイクを握り公の場で初めて支持を表明。それも前首相地元でのカミングアウトとあって会場は沸いた。演説会後に小泉氏が来場者との間で応じたグータッチは1時間近くも続き、人気ぶりを周囲に知らしめた。
本来は「内輪の戦い」である総裁選で積極的に街頭に立ったのは純一郎氏が最初だった。過去2回は敗れ3度目の挑戦。支持する国会議員の数では不利な情勢を打破するには「国民に呼びかけて追い風を起こすかしかない」と決断し、捨て身の戦術だった。特に横浜駅西口での演説会は人波であふれ、回送板を出して聴衆の一員と化すタクシーが現れるなど大渋滞が発生する騒ぎとなった。
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