相模原の国道16号で蛇行運転など繰り返した疑い、暴走族の男逮捕 SNSで集結した16台で暴走行為

乗用車とバイクで暴走行為を繰り返した男たち（神奈川県警提供）

　神奈川県警交通捜査課と相模原署は10日、道交法違反（共同危険行為等の禁止）の疑いで、愛川町中津、アルバイトの男（22）を逮捕した。

　逮捕容疑は、昨年6月3日午後8時ごろから約10分間、相模原市中央区清新3丁目から同区上溝の国道16号などで、5.4キロにわたって乗用車1台とバイク15台に分乗し、蛇行運転や道路いっぱいに広がる暴走行為を繰り返した、としている。

　同課によると、男は「その場所にいたことは間違いない」と供述、容疑を認めている。

　県警が取り締まりをした際に暴走行為を確認し、捜査していた。これまでに同法違反容疑で14～19歳の少年17人を逮捕、14～18歳の少年8人を書類送検した。

　同市を拠点とする暴走族「鬼羅亜（きらあ）」が交流サイト（SNS）を通じて参加メンバーを募り、男がチームリーダーの「ストリートエンジェル」などが参加したという。