小田原駅に緊急停車後、警察官蹴った自称ピアニスト「スピーチをしたら逮捕された」 東海道新幹線に遅れ

小田原警察署（資料写真）

　神奈川県警小田原署は14日、公務執行妨害の疑いで、京都市下京区、自称ピアニストの男（42）を現行犯逮捕した。

　逮捕容疑は同日午前8時5分ごろ、小田原駅に停車中の東海道新幹線車内で同署の男性警察官（39）の左足を2回蹴り、別の男性警察官（38）の顔につばをはきかけた、としている。

　署によると「スピーチをしたら逮捕された」と供述している。男は走行中の車内で暴れ、新幹線は同駅に緊急停車。駅からの110番通報で署員が駆け付けた。

　JR東海によると、当該車両を含む2本が最大34分遅れ、計約1900人に影響が出た。