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【神奈川の基準地価】住宅地、リーマンショック前水準に 都心近いエリアが全体押し上げ

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年9月17日 21時20分

商業地の平均変動率において、2年連続で上昇率首位の横浜市西区みなとみらい4丁目付近=横浜市西区

 県は17日、県内961地点の基準地価(7月1日時点)を公表した。住宅地の平均変動率はプラス3.2%と、リーマンショック前の2007年と同水準にまで上昇した。中でも3政令市のうち東京都心に近いエリアを中心に全体を押し上げた。商業地はプラス6.2%、工業地はプラス7.4%で、いずれも12年連続の上昇。それぞれ近年の変動率を大きく上回る伸びとなり、都心部の価格高騰の波が県内にも波及しているとみられる。

 住宅地は昨年と比較可能な636地点のうち566地点が上昇、60地点が横ばい。下落地点は昨年の54から10と大きく減少した。利便性の高い横浜、川崎、相模原の3政令市は全区で上昇。交通利便性の高い横浜市中心部は、高い上昇率を示した地点もあった。

 相鉄・東急新横浜線の開業効果で、新綱島駅や羽沢横浜国大駅周辺では継続して地価上昇が見られた。川崎市の上昇率は、昨年から2.0ポイント増の4.4%。起伏のある地勢やバス圏においても、駅周辺部の価格上昇が広がっている。相模原市緑区の橋本駅周辺では、リニア中央新幹線による発展的期待感から地価が上昇している。政令市以外では大和、藤沢、茅ケ崎市、葉山町で5%以上の上昇率を示した。

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