逗子で米兵が当て逃げ事故 日本人のタクシー運転手が負傷 市議は「信頼関係崩す」

在日米海軍横須賀基地（資料写真）

　米海軍横須賀基地所属の米兵が今年5月、神奈川県逗子市内で車同士の当て逃げ事故を起こし、日本人のタクシー運転手が負傷していたことが17日までに、関係者の話で分かった。

　同市内では2022年にも米兵が海水浴客ら4人に重軽傷を負わせる傷害事件も発生しており、同日開かれた市議会基地対策特別委員会では市議から「（地元との）信頼関係を崩すもので米軍は事態を深刻に受け止めるべき」との声が上がった。

　市によると、5月11日夜、同市桜山の県道交差点で米兵が運転する車両が赤信号で交差点に進入し、直進してきたタクシーに衝突。タクシー運転手が軽傷を負ったが、米兵はそのまま逃走した。