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済生会横浜市南部病院、開院予定時期を見直し 老朽化で移転・再整備、物価高や人手不足で見通し立たず

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年9月18日 20時9分

旧港南工場敷地に建設する新病院のイメージ(横浜市提供)

 老朽化に伴い移転・再整備を計画している「済生会横浜市南部病院」(同市港南区)について、横浜市は18日、2028年度としていた開院予定時期を見直すと発表した。建築資材高騰や人手不足などで入札に応じる事業者がいないとし、発注方法やスケジュールなど計画の精査を進めている。

 現時点で、開院時期の見通しは立っていない。同日の市会常任委員会で報告した。

 南部病院は28年度の開院を目指し、予定地の旧港南工場(ごみ焼却場)の解体や新病院の設計支援、建設を一体的に実施する事業者の選定を進めていたが、どの事業者も入札に応じず、不調となっている。

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