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【自民党総裁選】小泉氏が麻生氏、世耕氏と面会 議員票獲保へ協力求め 麻生氏は「“太郎2世”とは仲良く」と応じ

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年9月25日 11時50分

記者団の取材に応じる小泉氏=25日、東京都内の選対本部事務所

 自民党総裁選に出馬している小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)が選挙戦最終盤を迎え、国会議員票の獲得に向けた動きを活発化させている。麻生派会長の麻生太郎副総裁をはじめ有力者と相次いで会談。関係者によると、小泉氏は「力を貸してください」と頭を下げて協力を求めた。

 同派幹部によると、麻生氏との会談は小泉氏からの打診がきっかけで24日、東京都内の麻生氏個人事務所で30分ほど行われた。麻生氏は「“太郎2世”とは仲良くしてほしい」などと応じたという。麻生氏の議員後継とされる長男・将豊(まさひろ)氏(日本青年会議所直前会頭)を指すともみられる。

 麻生氏は同派所属の河野太郎デジタル相(15区)の支持を明言する一方で「『一致結束(箱)弁当』みたいに縛り上げるつもりはない」とも話し、同派は事実上の自主投票で臨む構えだ。

 小泉氏は同日、派閥裏金事件で党処分を受けて離党したものの参院旧安倍派へ強い影響力を持つ世耕弘成前参院幹事長とも都内で会談。いずれも1回目の投票や議員票の比重が高い上位候補2人による決選投票で協力を求めたとみられる。

 小泉氏は25日、都内の選挙対策本部事務所で記者団に、麻生氏ら有力者と会談したことを認め、「自民党の多様な議員を一つにし、訴えてきた方向性にみんなをまとめ、チームをつくっていかなければならない。一人でも多く直接支援をお願いすることは当然のことだ」と述べた。

 麻生派には54人、参院旧安倍派は約40人が名を連ねる。投開票を27日に控え、各陣営による切り崩しなど駆け引きが活発になっている。

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