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歌やダンスで世界が一つに 人種や文化の壁越え、県立音楽堂で世界の孤児と日本人が披露

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年9月26日 5時10分

歌やダンスの練習に励むザンビアの孤児ケネディさん(前列右)や日本人キャストら(NPO法人「LES WORLD」提供)

 発展途上国の子どもたちと日本人キャストでつくり上げるパフォーマンスを魅せる「THE ONE」が27日、横浜市西区の県立音楽堂で開催される。人種や宗教、言語、文化などの壁を越えてステージ上で歌やダンスを披露する。主催するNPO法人「LES WORLD」代表理事の志藤大地さん(31)は「ステージ上で境界を超えて世界が一つになる瞬間を見てもらいたい」と期待する。

 同法人は2018年に設立され、これまで発展途上国8カ国の孤児院やスラム街を訪れ、現地の子どもたちと一緒にミュージカルをつくる活動に取り組んできた。参加した子どもの数は千人にも上る。

 今回はその集大成だ。インドやカンボジア、モザンビークなどアジアやアフリカの6カ国の孤児院の子どもたち12人が初めてパスポートを取得し、来日した。日本人キャストは一般公募で集まった18~25歳の40人が参加している。

 今月19日から県立足柄ふれあいの村(南足柄市)で約1週間の合宿を実施。異文化交流やキャンプファイアを通じ、親睦を深めている。孤児12人はスタッフやキャストらの自宅にホームステイし、日常の日本文化も体験している。

 孤児院のオーナーはこの取り組みの意義を強調する。震災孤児らを支援するネパール・カトマンズの孤児院「COTS」のハリ・プラサド・サルマさん(58)は「歌や踊りという芸術活動には教育的価値があり子どもの心を豊かにする」と充実した表情を見せる。

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