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箱根町長選挙、22日告示 現職の勝俣氏のみ立候補、20年ぶり無投票の公算 27日投開票

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年10月1日 5時0分

勝俣浩行氏

 任期満了に伴う神奈川の箱根町長選(10月22日告示、同27日投開票)まで1カ月を切った。これまで正式に立候補を表明しているのは再選を目指す現職の勝俣浩行氏(70)のみで、20年ぶりの無投票の公算が大きくなっている。

 勝俣氏は前回(2020年)、5期20年を務めた山口昇士前町長の後継として山口町政の継承のほか、子育て支援や高齢者福祉の充実を掲げて出馬。飲食店経営の新人候補との一騎打ちを制して初当選を果たした。直前まで副町長を務めており、町で半世紀以上続いてきた副町長(旧助役)が引退する町長の後任として就任するケースが踏襲された。

 再選を目指し、今年3月の町政活動報告会で立候補を表明。観光客数が新型コロナ禍前に戻りつつある現状に触れ、「観光の好循環サイクルを回すチャンス。この流れを着実につかみ軌道に乗せるために先頭に立つ」と訴えた。

 1期目は就任直後から新型コロナ対応に追われた。財政の柱である観光業が大打撃を受ける中、町内事業者への補助金支給など町経済の地盤沈下の回避に奔走。2期目では交通渋滞や少子高齢化、町内事業者の人材不足への対策に取り組み、「持続可能なオンリーワンの観光地づくり」を目指すとしている。

 9月18日に行われた立候補予定者事前説明会には勝俣氏陣営のほか、IT会社代表の男性1人が出席。説明会後、男性は「町民が選択権を行使できないのは問題」として、立候補を検討していることを明かした。

 2日現在の有権者数は9157人(男4431人、女4726人)。

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