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川崎の新アリーナ 開業は28年10月から2年遅れ バスケチームのホームなど複合施設 建設業界の人手不足で 

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年10月2日 5時0分

昨年3月に発表されたアリーナと複合エンターテインメント施設のイメージ図(DeNA提供)

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)川崎は1日、京急川崎駅(川崎市川崎区)から徒歩数分の一画に建設する複合エンターテインメント施設を併設した1万人規模の新アリーナについて、当初計画の開業時期が2028年10月から2年遅れて30年10月ごろになると発表した。建設業界の人手不足に加え、全国各地で計画されている大規模開発の影響で、電気や空調設備などの工事を請け負う専門業者の確保が困難になったという。

 B1川崎を運営するDeNA(東京都)と京浜急行電鉄は昨年3月、共同事業で新アリーナの整備計画を発表した。今年3月に閉校した自動車教習所「KANTOモータースクール川崎校」(川崎市川崎区)の土地約1万2400平方メートルを含む計約1万3640平方メートルを活用し、25年の着工予定だった。

 しかし今年5月、大手建設会社などと契約を結ぼうとしたところ、人員の確保などが困難であると伝えられ、開業時期の見直しを迫られた。

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