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川崎、訪問介護の職員が利用者から2万2千円盗む 市が事業者を処分

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年10月3日 18時30分

川崎市役所(資料写真)

 川崎市は3日、訪問介護サービスを利用する高齢者から職員が金を盗んだとして、同市麻生区の「アスフェル訪問介護百合ケ丘」を、介護保険法に基づき3カ月の新規利用者受け入れ停止処分とした。期間は11月1日から、2025年1月31日まで。

 市によると、今年5月2日、40代の職員が、1人暮らしの80代男性宅を訪れた際、男性がトイレに行った隙に机の上にあった財布から2万2千円を盗んだ、という。

 見守りカメラで映像を見た家族が気付いて発覚した。同13日に、施設を運営する「ASFELL」(同市多摩区)が、市に「職員が利用者のお金を盗んだ」と通報した。市は6月18日に監査を実施し、経済的虐待があったと判断した。

 9月30日現在、53人が同施設を利用している。

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