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鎌倉ハム、改装した小町通りの店舗5日開店 家庭向け商品から食べ歩きにシフト

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年10月3日 19時50分

豚の鼻を模した「とんとん棒」

 明治時代創業の老舗「鎌倉ハム富岡商会」(鎌倉市岩瀬)は5日、鎌倉小町本店(同市小町)をテイクアウト商品を主力にした新店舗「KAMAHAM PLUS+(カマハム・プラス)」にリニューアルオープンする。近年は全国的にハムの消費が伸び悩む中で、これまでの家庭向け商品から、若年層や観光客をターゲットにした「食べ歩き」商品へとシフトする。

 鎌倉ハムは、英国人技師が明治時代初期に鎌倉周辺でハムの製造を始めたのが起源。後に複数の業者がハム製造に参入し、鎌倉ハムのブランド名が使われるようになった。富岡商会は弁当製造の「大船軒」の創業者でもある富岡周蔵が1900年に創業し、伝統的な布巻きハムなど熟練の技を120年以上、守り続けてきた。

 鶴岡八幡宮に続く小町通りに面した鎌倉小町本店は1991年に開店。看板商品の布巻きハムなどを販売していたが、小町通りで観光客が食べ歩きできる店舗が増える中でテイクアウトを主力にかじを切った。

 新装店舗では通り沿いにカウンターを設け、鉄板でソーセージを焼く様子や注文してから厚さ1.3ミリにスライスする「切り立てももハム」を展示販売する。鎌倉幕府が成立した1185年にちなんで18センチのソーセージを15センチのパンで挟む「鎌倉ドッグ」のほか、豚の鼻を模した「とんとん棒」など「インスタ映え」を意識した新商品もそろえた。

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