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茅ケ崎出身のサーフィン松田詩野選手「地元の応援が力」 市役所でパリ出場報告、28年ロス五輪へ意欲

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年10月5日 7時0分

2028年のロス五輪メダル獲得に向け、市幹部に思いを語る松田選手=3日、茅ケ崎市役所

 今夏のパリ五輪サーフィン女子日本代表で神奈川県茅ケ崎市出身の松田詩野選手(22)が3日、同市役所を訪れ、初めての大舞台を「大きな波に恐怖もあったが、地元の応援が力になった」と振り返った。

 松田選手はサーファーの両親の影響で、市立東海岸小学校1年生で地元のサーフィン教室に通い始めた。市立第一中学校2年時に日本サーフィン連盟主催の国内大会で優勝。同3年生でプロサーファーとなった。

 2019年に「ジャパンオープンオブサーフィン」初代女王に輝くなど活躍し、パリ五輪日本代表「内定第1号」を勝ち取った。

 五輪会場タヒチの代名詞である筒状の波「チューブ」を1、2回戦は攻略したが、3回戦は大きなうねりに恵まれず敗退し、9位に終わった。松田選手は「メダルを取りたいという気持ちが強くなった」と話し、28年ロサンゼルス五輪出場に意欲をのぞかせた。

 佐藤光市長は「松田選手を目標とする子どもたちがたくさんいる。ロス五輪での活躍に期待している」とエールを送った。

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