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米海軍横須賀基地の一般開放に5万2900人 イージス艦「ジョン・フィン」を公開

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年10月7日 19時30分

一般公開された駆逐艦「ジョン・フィン」には多くの来場者が乗艦し、見学した=6日、横須賀市本町の米海軍横須賀基地

 日米親善を目的とした米海軍横須賀基地(横須賀市)の一般開放イベント「ヨコスカ・フレンドシップデー」が6日、開催され、家族連れら約5万2900人(同基地発表)が来場し、にぎわいを見せた。

 米海軍第7艦隊に所属する隊員らはハンバーガーやTシャツなどを販売する模擬店を出店。基地内のファストフード店などには長蛇の列ができ、ボウリング場や映画館にも入るなどして来場者は“本場”の米国文化を楽しんでいた。

 2023年3月から同基地に配備されているアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ジョン・フィン」も公開された。艦長のアービン・テイラー中佐は「献身的に働く乗組員の姿を見てもらえて本当にうれしい。日米両国間の強い絆を深めていくことにつながる」とコメントした。

 同市出身で藤沢市在住の飯塚誠さん(36)は家族と訪れ、「アメリカの消防車も見られて、幼い子どもにとっては貴重な異文化体験になった。自分が子どもの頃に英語教室で通っていたことが懐かしい」と話した。同軍の米国人女性看護師(21)は「私たちを受け入れてもらえ、アットホームな気持ちで心が温かくなり、感謝の思いを伝えたい」と笑顔を見せていた。

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