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【横浜FC】市川暉記、26歳の誕生日飾れず 「普段と違うところあったか…」

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年10月19日 19時54分

21試合ぶりの黒星を喫し、肩を落とす横浜FCの選手たち=ユアスタ(木田 亜紀彦写す)

 明治安田J2第35節第1日は19日、ユアテックスタジアム仙台などで行われ、首位の横浜FCは仙台に0―3で敗れ、21試合ぶりの黒星で勝ち点74から上積みできず、J1復帰は決まらなかった。20日の結果次第では横浜FCのJ1復帰は確定する。

 今季初の3失点に、横浜FCの市川は「完敗というか前半の失点がそのまま響いた。点を取らなきゃ、勝たなきゃという焦りが生まれた」とうなだれた。

 看板の堅守のほころびは、昇格を目前とした見えない重圧がのし掛かっていたとみる。「普段ならしないような選手がミスをしたり、がくんと一回落ちた感じはあった」。自身についても26歳の誕生日も重なり、「意識しているわけじゃなかったけど、何か(浮ついた気持ちが)が出ていたのか。普段とは違ったところがあったのか」と自省を繰り返した。

 後半、カウンターを浴びたシーンで好セーブを見せたものの「リスクを背負っている分、求められるところ。1対1が増えるのは分かっていたし、最後(3点目)も止められたら良かった」と責任をかみ締める守護神。20日の長崎の結果次第で吉報が舞い込むが「長崎どうこうというよりも残り3試合勝つしかない。自分たちでまた決められるようにしたい」と前を向いた。

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