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相鉄線沿線を歩いていたら…高架下アートに遭遇 星天qlayなどで展覧会 30日まで

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年11月15日 12時30分

音をテーマに制作した作品の前に立つ津田さん=横浜市保土ケ谷区の星天qlay

 相鉄線沿線を散策しながら絵画や写真を鑑賞できるパブリックアート展覧会「PUSH FOR CREATION」が30日まで、同線星川-天王町間(横浜市保土ケ谷区)の高架下の複合施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」などで開かれている。

 同施設内にあるクリエイター向けコワーキングスペース「PILE(パイル)」(同区)の主催で2回目。同市在住などの若手アーティスト3人がパイルで絵画など約40点を制作。同施設のほかに横浜ビジネスパーク内の「ベリーニの丘」や星川駅コンコースにも展示しており、沿線散策をしながら作品を楽しめる。

 若手アーティストの篠原奏さんは、高架下を歩いた際に聞こえた音をイラストで表現。作品の近くに添えられたQRコードを読み取ると、制作の際に参考にした音を聞くことができる。昔と現在の街並みを比較する作品では、同区内の歴史スポットを巡るガイドツアーから着想を得たという。

 パイルの津田賀央代表(46)は「普段歩いている景観がアートで変化した様子を楽しんでほしい。地域活性化にもつながれば」と来場を呼びかけている。

 観覧無料。パイルは平日午前10時~午後6時(土日祝日は午後5時まで)。問い合わせは、パイルホームページ。

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