戦争に触れて、考えて…奪われた日常を可視化、横浜・みなとみらいで企画展
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年12月19日 5時0分
市街地での戦争が人々の暮らしに与える影響を伝える企画展「War in Cities~戦争の街を体感する」が18日、横浜市西区のみなとみらいギャラリーAで始まった。破壊された住居で見つかった人形や、広島で被爆した少年が着ていた学生服などを展示。戦争によって奪われた日常を可視化する。
企画展は赤十字国際委員会(ICRC)、日本赤十字社、在日スイス大使館が共催し、2017年から世界各地を巡回。日本は4カ国目の開催地となる。
会場には、ICRCの職員がイラクの紛争地域で収集した15点が並ぶ。テディベアは泥とほこりで汚れ、女子高校の教室入り口に掲げられていた看板は傷つき、幼児用歩行器は戦火で一部が溶けている。
広島で建物疎開の作業中、被爆して亡くなった豊嶋長生さん=当時(14)=の学生服や肌着なども展示。保存する八王子平和・原爆資料館(東京都八王子市)の杉山耕太郎さんは「戦争はいつ起きるか分からない。自分事と捉え、一歩踏み込んで見てほしい」と話した。
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