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横浜・港北「七福神巡り」 選ばれて60年の節目、御朱印に宝船も

カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年1月1日 6時30分

7寺社の御朱印が書かれた色紙(右)と宝船=横浜市港北区の東昭寺

 新年の訪れを告げる恒例イベント「横濱七福神巡り」が、横浜市港北区内で1月1日から開催される。7日まで、七つの寺で七福神が公開され、御朱印を集めることもできる。同区の七福神は、選定されてから今年で60年の節目を迎える。

 七福神が祭られているのは同区内の東照寺(布袋尊)、正覚院(大黒天)、蓮勝寺(毘沙門天)、金蔵寺(寿老神)、興禅寺(福禄寿神)、西方寺(恵比寿大神)、菊名池畔妙蓮寺境外社(弁財天)の七つの寺で、全て回った場合の総距離は約20キロメートルという。

 同区の七福神が制定されたのは1965年で、東海道新幹線の新横浜駅が開業した翌年だった。地域を盛り上げるため、地元の七つの寺が港北七福神会を発足させ、寺ごとに祭る神を決めたのが始まりで、66年1月に七福神を巡るイベントが初めて開催された。

 参加者は最初に訪れた寺で色紙を購入すれば、七つの寺で御朱印を集められる。各寺で七福神の像や船の置物を購入し、全てそろえると宝船が完成する。

 主催する同会事務局の程木明子さん(66)は「年始めに目標を立て、成し遂げることで自信につながる。七福神巡りが、そのきっかけになればうれしい」と参加を呼びかけている。

 問い合わせは、同会事務局(東照寺)電話045(531)1783。

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