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自慢のキムチ、8時間でどれだけ売ることができるか 川崎の専門店「おつけもの慶」がギネス世界記録に臨む

カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年1月2日 11時40分

自慢のキムチを手に持つ社長の渥美さん=川崎市川崎区

 世界一のキムチへ-。キムチ専門店「おつけもの慶」を運営するグリーンフーズあつみ(川崎市川崎区)が今年、ギネス世界記録に臨む。制限時間内にどれだけキムチを売ることができるかに挑戦する。世界一の名を冠するため、社長の渥美和幸さん(54)は「日本中から来てもらいたい」と話している。

 おつけもの慶は同区内に直営店7店舗があり、JR川崎駅や京急線京急川崎駅などにキムチの自動販売機も設置している。昨年10月には海外進出を果たし、米国のスーパー計6店舗で同店のキムチの販売を開始。辛みだけではない自慢のコクの強い味が海を越えても評判という。

 「川崎名物のキムチをもっと知らしめたい」と渥美さん。

 幼い頃から家業の手伝いを続け、野菜などの仕入れ、卸、営業、配達を経験してきた。地元コリアンタウンで卸先の焼き肉店やキムチ店の盛衰も見てきた。各店舗が独自に漬けるなどして作るキムチの文化を残さなければと一念発起し、2003年に「おつけもの慶」を開いた。

 約1坪の店舗から始まり、初めの3年ほどは「ほぼ売れなかった」と渥美さん。味は「今よりもっと辛くしょっぱかった」。香辛料などの試行錯誤を重ね、地道な営業活動を続けて人気店にのし上がった。18年には川崎、19年には神奈川の名産品に選ばれた。

 ギネス世界記録へ挑戦する日程は、2月16日午前11時~午後7時で、場所は川崎アゼリアサンライト広場。挑戦する内容は「8時間で最も販売されたキムチ」だ。

 別の商材の認定状況を踏まえ、8時間以内に2500個を売ればギネス世界記録に認定されるという。「これまでイベントや単独の店舗で、一日でその数を売り切ったことはない。だけどそれよりもっと上を目指す」

 当日の商品は白菜キムチ。渥美さんは「初めて売り出したのが白菜キムチ。原点であり、定番でもある」と笑顔で語り、続ける。

 「一生に一度の機会。お祭りのように楽しんでもらい、世界一になるという瞬間を一緒に味わってほしい」

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