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公明・西田幹事長「参院選は与党過半数が最も大事」 現職が挑む神奈川選挙区は「最重点」

カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年1月3日 16時50分

街頭演説する公明党の西田実仁幹事長=3日午前、横浜駅前

 公明党の西田実仁幹事長は3日、横浜市内で記者団の取材に応じ、今夏の参院選について「自民、公明の与党で過半数を維持することが最も大事だ。公明としては現有14議席(選挙区7、比例代表7)をしっかり確保したい」と強調した。

 佐々木さやか氏が3期目に挑む神奈川選挙区(改選定数4)については「毎回激戦で最重点区の位置付けだ。(議席を減らした)衆院選を受けて党勢回復が課題の中、心して臨む必要がある」と気を引き締めた。自民党との選挙協力に関しては改選定数3以上の複数区を念頭に「衆院選と違い、与党間でも競っていく側面が参院選にはある」とする一方、「自公の過半数確保が重要で、どのような協力が適切かを検討していきたい」と述べた。

 これに先立って行った街頭演説では、所得税が生じる「年収103万円の壁」引き上げを巡る自民、公明、国民民主の3党協議について「幹事長間で178万円を目指して引き上げていくことを確認している。協議が滞るようなことがあれば公明が背中を押して、合意を前に進める」と議論をリードする決意を示した。

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