【箱根駅伝・復路】創価大、昨年より一つ上げて総合7位 主将・吉田凌「もっと攻められた」

復路7位でゴールする創価大・小池＝大手町

　往路5位から首位と3分37秒差を追った創価大は、昨年から順位を一つ上げて総合7位。8区石丸修が4位タイに迫る見せ場もあったが、その後は順位を落とし、9区13位の主将吉田凌は「もっと攻められた。最低限、前の見える位置で（アンカー）小池には渡したかった」と唇をかんだ。

　悲願の総合優勝へ、往路中盤まで2区吉田響の区間新やムチーニの好走と2位まで押し上げたが、後半に失速。復路は5人中4人が区間二桁順位と勢いに乗れなかった。

　来季は日本人エースの不在も危惧される中、榎木監督は「誰かがそういう存在にならないといけない。精神面の変革からやっていく」と課題を口にした。