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わくわく広がれ 障害者が活躍するギャラリー&カフェが初の改装 1月末まで〝名画展〟

カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年1月5日 11時30分

名画を模写した作品が並ぶカフェで働くメンバーら=12月、平塚市明石町

 障害者が活躍するギャラリー&カフェ「嬉々!!CREATIVE(キキ・クリエイティブ)」(平塚市明石町)がリニューアルオープンした。2022年4月の開店以来初めての改装で、同所の代表を務める北澤桃子さん(42)は「誰もがわくわくできるスペースにしていきたい」と話している。

 同施設はJR平塚駅西口近くに立地し、障害のあるアーティストが創作活動を行っている。近隣の建物を含め、現在約100人の障害者が日々作品作りに励む。また、施設1階は誰もが自由に利用できるカフェやギャラリーとなっており、アートを鑑賞しながら飲食を楽しむことができる。コーヒーやパンケーキが好評という。

 昨年12月の改装は、メンバーがより働きやすいようにするためのカフェの動線の変更がきっかけで、親子連れでも過ごしやすいようキッズスペースを設けた。また、県外からの来場者のニーズに合わせて土曜のオープン日を増やした。

 改装に合わせ、現在は「巨匠たちのあの名画を僕が描いたらこうなった!」展を1月31日まで開催。ダ・ビンチの「モナ・リザ」やゴッホの「ひまわり」といった名画を模写したオマージュ作品約150点を展示・販売している。北澤さんは「親しみがある名画を通じて、普段鑑賞しない人にもアートを楽しんでほしい」と話している。

 新年は7日から。オープンは毎週火~金曜の午前10時半~午後3時半。11、25日は営業。問い合わせは、同施設電話0463(59)9974。

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